寒くなりましたね。
気温が下がるにつれ、高まるカニ熱。
今年も上がってきましたよ!
今年は「もうボイルガニ食べちゃってるんですよ~(自慢)。」……てなことをあちこちで言いまくっていたら、
「蟹は生を食べなきゃ本当の旨みは理解できんよ」と言われてしまいました。
普段無口な親戚のおっさんに!
- 「生」と「ボイル」って味はどう違うの?
- ズワイガニ、タラバガニ、毛ガニ、花咲ガニ、どんな種類がいいの?
- どのくらいの量を買っていいか分からない
- 絶対失敗しない、おいしくて安いオススメのカニ通販ってどこ?
聞いても答えてはくれません。
だってそのおっさんは親戚一無口なおっさんだから!
ならば「生ガニ」食べてみるしかない!
あ、「生」と言っても死んでますよ、カニ。
生きているカニは「活きガニ(いきがに)」と言います。
「生」とは刺身と一緒で、ボイルしていない、さばいたカニのことです。
ではボイルと生の味の違い、1kgの食べ応えなどについて詳しくレポートします。
『かに本舗』のズワイガニ、注文から配達までの流れ
注文先はやはり『かに本舗』さん。
前回食べたタラバガニですっかり惚れ込んでしまいました。
今回は「生ガニ」の中から価格、量、口コミを見てよさそうだった「超特大10L~9L生ずわい半むき身満足セット 8,800円」を選択。
ロシア、米国アラスカ沖で水揚げされたズワイガニ、希少な特大サイズの生ズワイガニがなんと1kg以上も入っています。
しかも半分むき身のビロードカットで手間なしなのも嬉しい。
価格は送料無料の税込8,800円。しかも1,000円OFFのキャンペーン中でした。
『かに本舗』のズワイガニ(生)の評価をまとめてみました。MAX星5つで評価します!
おいしさ | ★★★★★ |
鮮度 | ★★★★★ |
食べやすさ | ★★★★☆ |
満腹度 | ★★★★★ |
サイトの信頼度 | ★★★★★ |
注文方法
1.『かに本舗』のホームページへGO

ページの下にセールのお知らせが!
早い時期だと通常価格より1,000円OFFキャンペーンをやっています。
運よくその時に注文できたなら、もちろんクーポンを利用しましょう!
意中の商品を探し…クリック!
2.クーポンコードをコピーしてから→「カートに入れる」をクリック

クーポン使用の場合は届け日の指定はできません。
商品到着は注文から約2~5日後です。
クーポンを利用しなければ2~4営業日後の出荷。
到着希望日がなければ、配送日程に大差はないですね。
ただし、年末(12月26日~31日)に届けてもらいたい場合は要注意。
配送遅延が多発します。
「みんな集まるのでどうしてもこの日に食べたい」の要望があれば、
早めに注文し食べる日まで冷凍保存が安全です。
3.配送料を確認しましょう
商品の合計金額が8,000円未満だと980円の配送料が発生。
クーポンを使うとカニ代は7,800円になりましたので…、配送料がプラスされ全部で
7,800円+980円=8,780円
になります。
クーポンを利用しないと8,800円(送料込み)。
つまり安くなったのは20円だけ。ちょっとさびし~。
なのでほかの商品と合わせて9,000円以上にしておけば、クーポンの1000円OFFが100%活かせてお得!
いくら、ウニ、カニコロッケなど、ちょっとしたおかずを一緒に買うと良いでしょう。
4.20円でもお得はお得!
我が家は冷蔵庫問題(届いたカニを入れるスペースがギリギリ!)があったので、カニだけにします。
コピーしておいたクーポンコードを①右クリックで貼り付けて、②「適用」ボタンをクリック。
5.購入手続きに進みます
支払いはAmazonPay、各種クレジットカード、銀行振込、郵便振替のほか、手数料無料で代金引換も利用できます。
私はAmazonPayを利用。
①「Amazonアカウントでログイン」をクリックすれば、Amazonの登録情報が反映されるので楽ちんです。
②会員登録もオススメ。
商品代金の5%分のポイントがもらえ、次回のショッピングから1ポイント1円分として使用できます。
最後に「この内容で注文する」というオレンジボタンをクリックで、注文完了。
7.注文終了の画面に切り替わります

この後、登録したアドレスに確認メールが届きます。
その数日後、商品発送のメールが届くのを待ちましょう。
商品が届くまでの間、カニちゃんをどのように調理しようか、脳トレしておけばOK。
カニ到着!冷凍庫はあいてる?
カニが到着しました!
ダンボールの大きさは48cm×23cm×9cm。
中にきれいにパックされたカニと説明書が入っていました。
A4サイズの説明書と並べるとこんな感じの大きさ。
カニの表面は薄いグレーズに覆われ、新鮮な美しさに包まれています。
さすがです! サイトの信頼度★★★★★
「このまま1人で食べちゃおっか」
一瞬そんな声が聞こえてきましたが、夫が号泣する顔が脳裏に浮かびます。
我慢我慢我漫画…
臨兵闘者皆陣裂在前…
人民の人民による人民のための、カニ…
観自在菩薩行深般若波羅蜜多、蟹…
愛は寛容であり、愛は情け深い。また、ねたむことをしないカニ…
なんでもいいので、欲を抑える言葉を唱えて週末まで冷凍庫で眠っていてもらいましょう。
パックの大きさは37cm×23cm。
冷凍庫に入れると結構幅をとります。
写真のため冷凍庫の中身を取り出していますが、普段はパンパンです。
ぎりセーフでした。
かに本舗さんから商品発送のメールが届いたら、早めに冷凍庫を整理しておきましょう。
食べてみました。味はやっぱり最高!加熱のしすぎはダメ!
計量と参りましょう。
パック込みの重さ1337g。
発砲トレーは20 gもないのでカニの重さだけで1kg以上は確実です。
サイトに掲載されていたのは「1kg超、総重量約1.3kg」。
そのままですね。
グラム数を見ていただけなのにナゼかお腹が空いてきました。
早速、解凍作業に突入しましょう。
解凍と下処理は簡単・楽ちんであっという間!
解凍の基本は5分間の流水です。
生ガニは解凍するとすぐに黒く変色してしまうと、説明書にデカ文字で書いてありました。
「表面のグレーズだけを溶かし、中心部分は凍った半解凍状態を目指せ」的なメッセージが書いてあります。
ラジャー。
パック上部のビニールを切り、水を流し込みます。
洗い桶に立てかけ、パック上部から水が静かにあふれるくらいの水量がベスト。
ビニールパックにはいつくか穴が開けられていて、そこから水がピューと出てきます。
・・・5分経過。
即座に水から揚げ、しっかりと水を切ります。
そして再び計量。
1162g。
解凍前の1337gから引くとグレーズの量は175gだったということ。
身もピチピチです。鮮度★★★★★
カニの下処理はほぼ「0」
脚は半分殻が剥いてあるので基本そのままでもOK。
今夜のメニューに合わせて少しだけ処理を加えます。
メニューは「しゃぶしゃぶ」「バター焼き」「雑炊」です。
しゃぶしゃぶ用に殻のもう半分も取り除き、身だけの状態にします。
指を使って丁寧に殻から身を剥がし、殻の根元はキッチンバサミでカット。
脚先は雑炊のダシ用に切り分けておきます。
完成!
脚は7本、爪先と爪下脚は各3本ずつ、半分に割られた肩肉は6・5個ありました。
小指も4本入っていました。
このお皿の幅は約40cm、なかなかのボリューム感です。
しゃぶしゃぶは鉄則
さあいよいよ、食べちゃいます。
まずはしゃぶしゃぶから。
お鍋の中では昆布でとったダシがフツフツと沸いています。
脚肉の根元を持ってお鍋の中で5秒間しゃぶしゃぶ。
よし、引き上げ!
おお、
サイトに掲載されていた17cmは本当でした。
カニ身の表面にサッと熱が入り、身が割れています。
ポン酢にちょっとだけつけて。
いただきまーす!
う~ん、甘~い。
タポタポした身を舌ですりつぶすと、ねっとりした甘みが口全体に広がります。
よく甘えびの味に例えられますが、いやいやもっと、深い甘さです。
甘えびの身と味噌を同時に食べているような味。 濃ーいー!
ボイルタラバのおいしさは、ボリュームを感じる食感+甘さ+塩味ががっつりとタッグを組んだ感じ。
生ズワイの場合は、甘さ+なめらかな食感+塩味、そこに「濃さ」を掛け合わせた感じかな。
海の中の旨味エキスをトロリと抽出して、そのまま食べている感じです。
プハ~!ビールも最高!
カニ爪は少し長めにしゃぶしゃぶ。
表面がプリッとなったら食べます。
ジューシー!
しゃぶしゃぶで脚と爪先と爪下脚はあらかた消費しました。
この時点で夫婦の満腹度は65%くらい。
注意!殻つきのまま加熱しちゃうと身離れ20%に!
次はバター焼きです。
フライパンに油を敷き、肩肉と爪を軽く焼いてからバターを乗せます。
バターがジュワ~。
カニから立ちのぼる磯とバターの香り、アロマ効果抜群です。
さ~て、いただきます。
あれ?
こ・これ食べにくい。身がこびりついて取れません。
「身離れが悪くなるので加熱のしすぎにご注意ください」って説明書に書いてあった通りだよ!
フォークでほり出してもイマイチだったので、最後は手でほじくり出して食べました。
完全に石器時代の雰囲気。
むき身は食べやすいけれど、殻がついたまま加熱すると大変なことに!
食べやすさ★★★★☆
でも味はおいしかった。バターとカニの相性は最高です。
シャクシャクジューシーなハシ休め
気を取り直し、夫婦の心は先ほどの鍋に舞い戻ってきました。
ハシ休めタイムです。
カニのダシがたっぷり溶け込んだスープの中にレタス投入。
レタスがクタッとしたら、すぐに口の中へ。
カニの汁を十分に吸ったレタス。
シャクシャク噛むと、口の中でカニのジュースが広がります。
いくらでも食べられる~。
味の濃さに驚き!カニ雑炊
カニレポも終盤。
滂沱の涙を流しながら雑炊の準備に入ります。
ご飯、卵、ネギ。
写真では分かりにくいですが湯葉も用意しました。
材料を入れて混ぜたら白ダシで味を整えます。
片栗粉でとろみをつけた後、溶き卵を回し入れ、蓋をします。
少々時間をおいてから、蓋パカーン!
おー。クツクツいってる。
カニ風味の湯気がふわ~。
いいにお~い。
フーフー、パクッ。
うんまー。
カニダシ、湯葉、ご飯がトローリと溶け合って、もうハシの往復が止まりません。
ボイルタラバのときも雑炊でシメましたが、あのときはカニ殻でダシをとった雑炊。
今回はカニをしゃぶしゃぶしまくった後のスープで作っています。
もう、カニ汁感がまるで違う!
言葉を失い、背を丸めてひたすら雑炊を食べる二人は、まるでゴリラの夫婦。
カニの滋味深い味は人間性を奪います。
10分経過、鍋は完全にカラ。
カニを食べ切りました。
夫婦の満腹度は100%。
ごちそうさまでした!
おいしさ★★★★★
満腹度★★★★★(カニだけだったら★は4つかな)
次回はこのメニューでリベンジ!
今回は殻をつけたまま加熱して失敗してしまいました。
次回は肩肉は生のままほじっておこう。
炊き込みご飯やチャーハン、おみそ汁やかき揚げ風の蟹天ぷらもいいかも!
生ズワイガニはこんな人にオススメ!
・カキ、ウニ、甘えび好きな方。ねっとりした甘さが最高ですよ。
・少人数のご家庭のカニパーティーに。1kgは大人の二人分と考えて注文しましょう。
・楽してご馳走を食べたい方。
必見!生ズワイガニ3つのQ&A
Q:『かに本舗』さんのカニの鮮度は?
半生で食べる生ガニは鮮度は気になりますよね。
水揚げ後、急速冷凍されたこのカニの鮮度は抜群でした。
絶妙な薄さでコーティングされたグレーズのお陰で身はいたってジューシー。
みずみずしい甘さを堪能できます。
Q:食べるときに注意することは?
加熱のしすぎは後悔の元。
肩肉は生のまま掻きだし、雑炊に入れたりオムレツにしたりして食べるのをオススメします。
Q:ボイル済みガニと生ガニ、結局どちらがオススメ?
ボイルの魅力は甘くてモリモリと食べる旨さ、生の方はねっとりとした甘さを舌で溶かすおいしさ。
違うおいしさなので比較不可能なので~す。
どちらも絶品なのですが、まずは「生」からいかがでしょう?